2017年
7月
02日
日
家族で図書館
近頃ヨータが本を読み始めたので、二週間に一度、土曜の朝に家族で図書館へ出かける事にしています。
ヨータにアドバイスするためにヤングアダルトの棚を見る事もあって、昔、国語で習って題名は知っているけど読んだ事ない本を借りてみる事にしました。
今週は井上靖の「しろばんば」
登場人物が皆口が悪いのですが、叙情豊かでなかなか面白いです。
暫くこの調子で知ってるけど読んだ事ない本を探して読んでみようかと。
若い頃はひどく恥ずかしく思ったものですが、自分の知らない事があるって喜びだなあと、この歳になって思える様になりました。どうせ知らない事だらけなんだから恥ずかしがるこたぁねえよな。
お金もかからない上に文化的なので、みなさんも家族で図書館へ行ってみるといいですよ。
2017年
6月
30日
金
Call & Song
英語で。
鳥の地鳴きの事は「Call」。
求愛のさえずりの事は「Song」というのだそうです。
日本語だとイメージがつかみにくかったのですが、これなら鳥の気持ちが一発で分かります。
2017年
6月
30日
金
リサイクル
昨日は仕事を休んで「緑の森博物館」のボランティア講座の補講を受けてきました。
前回講座を休んでしまったので補講って事。
一通り里山についての講義を受けてから、狭山丘陵内を巡回してきました。
途中で弁当を食べて寝っ転がっていると、ウグイスやホトトギスが大きな声で鳴いていてびっくりします。
里山の雑木林というのは、木を薪などに利用するため、コナラやクヌギなどの木が育つ様に人が常に手を入れて管理していた森です。だから、薪の利用がなくなった現代では、そういった里山を放っておくと、植生が遷移して150年ぐらいかけて極相林に達すると見られています。
博物館側も、すべての森を里山保存していくのは難しいとの考えで、全体の一部だけを里山として管理し、あとは遷移に任せる様な考えだそうです。
薪を生産して江戸に売り、20〜30年かけてまた森を育て、枯れ草を堆肥として自分たちで利用する。そういう完全な循環型社会は既に江戸時代に出来上がっていたんです。
現代のリサイクルなんて、ホント言い訳みたいなただの商品でしかないよなあ。
2017年
6月
29日
木
ハワイの歴史
ウクレレを弾いていて、ハワイの歴史をなんとなく知りたくなりました。
調べてみると、ハワイ王国って悲しい歴史なんですね・・・
そして植民地獲得の時代だったとはいえ、アメリカって、まあひどい。こっちもひどい事してたのかもしれないけど、でも明治の日本人は気概があるのよ。サムライなのよ。
ここら辺は各自で調べてちょ。
2017年
6月
28日
水
貧乏くさいぞ
嫁の京都時代の友人からお醤油を頂きました。
なんでも、その刺身醤油をバニラアイスにかけて食べると美味しいとか・・・
今度やってみようっと。
ま、それとは関係ありませんが、(昔の)京都人って、ままごと的だったり貧乏くさい事をわざと粋がってやっていた文化があると思います。町家に中庭作ったり、贅沢煮とか、関東人の僕にしてみると何だか妙にせせこましい感じがします。
でもこれ、イギリス文化にも言える事で、あいつら結構貧乏くさい事を好んでやっています。
長い歴史のある地域では、上流階級含め、出口を失った貧しさを文化とか伝統に昇華させるしかなかったのかもしれません。
まあ、結構そういう発想の転換は好きなんですけど。
2017年
6月
27日
火
手の中のアウシュビッツ
カンボに飼育ケースを出してあげた所、すごい勢いでダンゴムシを捕獲しています。
幼稚園に持って行ってしこたま捕獲。
バス停までの行き帰り捕獲。
ゴミ捨てに行くときに後から付いてきて捕獲。
とにかく宝物でも見つけたかの如く、目に付いたダンゴムシを片っ端からケースに入れていくのでキモくて仕方がありません。
それにカンボは虫の生死を問わない。(だってカブトムシの首だけになった死骸も持って帰ってくる!)だから捕獲された彼らは確実に全滅させられる。
逃げろ!カンボの虫かごは恐怖そのものなのだ!
2017年
6月
26日
月
お耳そうじ
「じゃ、お耳そうじしよっか!」
毎晩カンボがせっついてきます。
いやいや、昨日も一昨日も掃除したでしょ。
嫁に言わせると、ゆーやんとの絆を深めたがっているとの分析ですが、いくらなんでも毎日取っていたら、もう粉みてえのしかありゃしませんよ。
でもまあ、絆って言われちゃしょうなねえよな。
お父さんはね、耳そうじの名手なのでね。使うのはヤスリで先を丸めたピンセットとペンライト。
本当はヘッドランプがいいんだけど、ないならしょうがねえ。細いペンライトをウフン♥と口で咥えるのさ。でもって口でライトの角度調整をしつつ、左手で耳を引っ張って右手のピンセットで幼児の固くなったミミクソを引っこ抜く。そうすりゃほら、ライトを持つ手がもう一本欲しいって事にゃならねえってわけさ。
ただし、くれぐれも深追いは禁物だぜ。少し残っちゃってるぐらいでやめておくのが耳そうじの極意なんだから。
2017年
6月
21日
水
うどんは所沢名物ではない
嫁が楽しみにしていたドラマで、不倫相手から所沢の名物土産としてうどんをもらうシーンがありました。
あのね。
所沢の名物は・・・焼き団子とサツマイモしかありません。
確かにうどんは慶弔時に出されますが、取り立てての名物ではありません。日常食すものでして、しかもおばあちゃん世代です。
所沢のうどん。
盆暮れ正月に締めとして振る舞われます。
基本つけうどん。しかも温かいつけつゆ。
おばあちゃんのコシのないうどん、懐かしいなあ。
だいたいがね、今メジャー扱いな讃岐うどんっていうのは、本来うどん界ではマイノリティーのはずなんですよ。あんなにコシのあるうどんは食えたもんじゃない。福岡だって伊勢だって武蔵野だってそんなにコシはありゃしませんよ。
俺はね、コシのないうどんが大好きなんだよ!
2017年
6月
21日
水
テープと接着剤は日本製を買え!
ウクレレ修理をしていて、瞬間接着剤を切らしているのに気がつきました。
僕がいつも買うのは「アロンアルファ木工用」。
普通のよりちょっとお高いのですが、瞬着って実際の所、使う対象が限られているんですよね。僕の場合、木工製品の仮止めとかクラック修理に使うことが多いのでこれにしています。(他の素材にも普通に使える)ノーマルタイプより粘度が高いのかな?
そしてとにかく!
テープと接着剤は100均じゃなくて、ホームセンターで日本製を買うこと。これね、100均のやつは本当ダメなんですよ。
コニシとかセメダインとか、たぶん世界最高品質だから!
しかしあれだな、アロンアルファって空気中の水分ですぐ固まっちゃうのに、どうやって製造してるんだろうね??
2017年
6月
18日
日
ウクレレ修理
今日は一日のんびりとウクレレ修理をしていました。
ビンテージ・カマカの割れだとか剥がれだとかを、少しずつ接着していきます。といっても、古い接着剤(膠かも?)をサンドペーパーではがしつつなので、気の遠くなるような作業なのですが、こういうのが楽しい。一つ一つ手を抜かず丁寧にね。
ボディー内部のブレーシングの剥がれは、サウンドホールに小さい鏡を突っ込んで、注射器でタイトボンドを塗りつけてからクランプ。まさに内視鏡手術の様。
そんな様子をちょこちょこカンボが邪魔しに来たり、夕方からは雨も降り出して、いいですね。こういう日は。
近頃子供達もとみに大きくなってきて、「家族」の黄金時代を迎えつつあるのを感じます。
いい時は長続きしないのを知っているだけに、今この瞬間を大事に感じていきたいと思った父の日でした。
2017年
6月
17日
土
父の
父の日は明日のはずですが、嫁が勘違いして夕飯におうち焼肉をセッティングしてしまったので、急遽我が家では本日を父の日とさせていただきました。
食事中、「ゆーやんのいい所を3つ挙げてみよう!」と、いきなり特別コーナーが始まりまして、ちょっとちょっとやめてよ、そういうの苦手だからさあ。
え?まあでも、この際だから、どこがいいって?
何でも知っていて・・・
ほほう。
頼りになって・・・
ふんふん。
カッコイイ・・・
え〜そんな事ないってンもう!どうしちゃったのさみんな。
でも・・・そう言われちゃうと頑張るよお父さんは。
ありがとね。
2017年
6月
15日
木
メタファー
弾けないくせに、ビンテージのカマカウクレレを持っています。
ブリッジがぶっ飛んでいて修理待ちですが。
しかしこのカマカ、ビンテージだからなのか何なのか、ネックがすごく持ちやすい。ほとんど官能的でもあって、ずっと握りしめていたい衝動に駆られます。造形もそうなんでしょうけど、以前の所有者がこれでもかと弾いていたらしいので、いい具合に擦れて傷がついて、なんだかヌメッとしている。
言い方はR指定ですが、いきり立った陰茎そのものと言っていい。
男子が嗜好するもの。銃器、刀剣、楽器、筆記具・・・これら押し並べて尖った陰茎のメタファーと言っていいでしょう。
我が家のソファー横に置いてあるマガジンラック。
マホガニー製で緻密な彫刻が為されています。どういうわけか、マガジンラックのくせしてラーメン屋の出前箱の様に上部に取っ手が付いていて、その取っ手を握るとヌメッと何処かいやらしい。筋骨たくましく汗臭いアフリカ人が、その黒い大きな手で何十年も握り続けた様な脂っぽいヌメヌメ感がある。
掃除の時など、たまに取っ手を握って移動させると、いつも「気味が悪い」と感じると同時に、幾ばくかの安堵を得る気がするのは、やはりここにも男子の求めるメタファーが存在しているからなのかも知れません。
(というと、もう嫁は触りたがらないな)
2017年
6月
14日
水
かき氷
最近、我が家では、かき氷にハマっています。
なぜにかき氷か!?
毎日毎日、学校&幼稚園から帰ってくる子供達へのお菓子の貢ぎ物の量がうなぎ上りに増え続け、「何かないの〜?」と台所を漁りまくる亡霊たちへのお供え物として「氷はほとんどタダだし!」と始めたのがきっかけです。
確かにきっかけはそうなのですが、黒蜜&練乳のかき氷を始めた所、僕も嫁も格段に楽しみになってきまして、夕食の後は必ずかき氷といった習慣になりつつあるわけです。
昨夜など、あれほど涼しいのにカンボはたらふく平らげ早速腹を壊し、「うんちが病気みたいなの・・・」と青い顔でゲリピーしておりました。ゲリピーでぐったりして、ソファーで小説を読んでいる僕に寄りかかって寝てしまうという可愛い一幕もあったりして、まあ、笑えるからいいや。と毎日せっせと氷を掻いています。
2017年
6月
13日
火
オカリナ
子供がオカリナが欲しいと言うので、プラスチックのやつを買ってあげました。
知りませんでしたが、オカリナって陶器で手作りなので、音程を合わせて製作するのが難しいんだそうです。だから楽器店で見ると結構お高い。
夜中に能管経験者の嫁(やっぱり君はエキセントリック)に吹かせたら、「ホぉ・・・」と間抜けな音を出していました。
2017年
6月
12日
月
読書は疲れる
先日図書館でキングの恐怖小説を借りてきました。
読書は好きな方です。
でも、本を読み始めると、寝る前にも仕事の合間にもいつでもどこでも読んでしまうので、とにかく疲れが取れない!
だから自分的に読書ブームが来てほしくないというのも、一方での本音です。
(ま〜た読み始めちゃったなあ・・・)
この問題、みんなどうしてんだろ?
2017年
6月
08日
木
2番
「僕、学年で2番目に足が速いんだって」
ヨータがそうでもねえよ的雰囲気で自慢してきました。でも、よく聞くと出所不明の怪しい情報で、「仲間内では」という事らしい。
なのでその時はたいして相手にしていませんでしたが、昨日の個人面談でやっぱり学年で2番という事実が先生の口から伝えられたとの事です。
「言う事といえばいい事しかありません。」と先生をして言わしめたヨータ君ですから、今後に期待していますが、脱いだ靴下はきちんと洗濯機に入れましょう。あとちゃんとお茶碗持って食べましょう。
2017年
6月
07日
水
ウクレレ
興味を失っていたウクレレですが、最近引っ張り出して弾いています。
いや、弾けません。
爪弾いて音色にウットリするだけです。
そしてウットリこないウクレレは全部売っ払いましたので、カンボが貸せ貸せと言ってきても貸せません。4歳児に貸すとウットリをボコボコにされるからです。でも、拒否しているとレゴでウクレレっぽい形を作って「見て見て!」と弾く真似をしてくるので、あんまり不憫で結局貸すことになります。やめてほしいです。
2017年
6月
06日
火
フォーカスエラー
自分の事は棚に上げて書いときますが、「藤田ニコル」とか「もえあず」なんかがTVに出ていると「可愛いんだか!可愛くないんだか!」とピントが合わず頭の中でフォーカスエラーが出ます。
可愛い?と思ってよく見ると別に可愛くない。じゃあ全然可愛くないのかと言うと、まあ、ちょっとした可愛気もある。じゃあそれ可愛いって事じゃん?ってよく見ると特に可愛くはない。え?じゃあ本当に可愛いくないのかって・・・ウィーン!ウィーン!再起動してください。
2017年
6月
06日
火
断酒
どうもここ2週間ほど体調が悪く、酒断ちしております。
毎晩日本酒を一人で飲むのが密かな楽しみなのですが、やっぱり調子がイマイチな時に惰性で続けていると、だんだん疲れが溜まってくる。(気持ちでは飲みたいのだが)
これはあかん。とマジで飲みたい時だけにしようと決心して断っておるのです。
ところが断酒しても調子が上がらなくて、今日などゴミ出し、掃除をやったら布団に吸い込まれて暫く臥せておりました。仕事があるので起き上がって頑張っておりますが、ちょこっと鬱っぽい様ですね。こういう時は外からの刺激に非常に敏感で、それで益々疲れる。(聴覚が鋭くなるというか、アンプ機能が敏感になる感じ?)
こういう時は無理せずたまに寝たりして乗り切るしかないのですが、早くホトトギスの声を肴に酒でも飲みたいものです。
2017年
6月
05日
月
そうじゃない
ヨータがスイミングの送迎バスの運転手さんから、花の苗をもらってきました。
なんでも先々週の帰りのバスの中で、運転手のおじさんと話し込み、おじさんが珍しい月見草をくれると約束してくれたのだそうです。
その後ヨータは随分と楽しみにしていました。
でも先週はスイミング定休日。一週空けての約束なので、「覚えているかなあ?」と思っていましたが、おじさん、きちんと約束を果たしてくれた模様です。
子供だからって小馬鹿にして約束をすっぽかしたりする大人は多いです。でも、そうじゃないんだよね。果たされた約束を経験すると、きっと子供は信頼を知るのだから。
2017年
6月
05日
月
森林公園
日曜日。
出かけるよー。と宣言しておきながら、直前まで行き先が決まっていませんでした。
本当に直前に嫁が「フラワーパーク!」とプリントを渡してきたので森林公園に決定。
東松山市って結構遠いイメージがありましたが、入間インターから高速道路で15分程で拍子抜けしました。
国営の森林公園は広い公園で、尚且つ遅く出かけたので大して回れませんでしたが、僕も少し調子が悪かったので、芝生にシートを敷いて寝っ転がりながらお弁当を食べたり、子供達が遊ぶのを眺めておりました。
「毎日を楽しく過ごせる様にする」
今読んでいる精神科医の本に、何気ない一文がありました。
至極当たり前の事の様ですが、毎日の生活には様々な人生の負荷がかかっていて、心を病んだ人は負荷の存在自体にも気がつけず、楽しみすら見出せず、もがき苦しんでいるのかもしれません。
そして欲張らず、毎日が静かな種類の楽しみで満たされていればそれでいい様な気もします。
ヨータがお弁当を僕より食べる様になったり、カンボがアリンコを怖がったりするのも、僕達家族にとっては楽しみなのかもしれないな。と、風に揺れる梢を眺めながらぼんやりと考えていました。