昨日は仕事を休んで「緑の森博物館」のボランティア講座の補講を受けてきました。
前回講座を休んでしまったので補講って事。
一通り里山についての講義を受けてから、狭山丘陵内を巡回してきました。
途中で弁当を食べて寝っ転がっていると、ウグイスやホトトギスが大きな声で鳴いていてびっくりします。
里山の雑木林というのは、木を薪などに利用するため、コナラやクヌギなどの木が育つ様に人が常に手を入れて管理していた森です。だから、薪の利用がなくなった現代では、そういった里山を放っておくと、植生が遷移して150年ぐらいかけて極相林に達すると見られています。
博物館側も、すべての森を里山保存していくのは難しいとの考えで、全体の一部だけを里山として管理し、あとは遷移に任せる様な考えだそうです。
薪を生産して江戸に売り、20〜30年かけてまた森を育て、枯れ草を堆肥として自分たちで利用する。そういう完全な循環型社会は既に江戸時代に出来上がっていたんです。
現代のリサイクルなんて、ホント言い訳みたいなただの商品でしかないよなあ。
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