2011年
11月
28日
月
幸せの入り口
子供はちょっと見知った人だとすぐ手をつないで来る。
ホームセンターに買い物に行き、
車から降りて、ほんの少し歩いている間に、
暖かい小さな手をすっと大人の掌のなかに入れてくる。
そういう時は、なかなかちょっとしたものだ。
何かの本に書いてあったのだが、
恋の胸キュンは指の先から胸に入ってくる感覚がするのだそうだ。
(東洋医学では経絡というのは指先から始まり、
指先に戻るといわれているので、あながち嘘とも言い切れない)
僕はヨータに何気なく手をつながれると、
脇の下10cmぐらいから幸せがじんわりと入ってくるのを感じる。
だから、脇の下10cmは幸せの入り口かもしれないのだ。
2011年
11月
27日
日
墓とバーナー
父の命日の前夜、祖母と父が夢枕に立ったので、
父の墓参りの前に祖母と祖父の墓参りに行って参りました。
墓参りでいつも難儀するのが線香に着火する時でして、
普通のライターだと難しい。
専用のフードが付いたライターもありますが、
長い時間火をつけていると熱くなって持っていられない。
で、今回僕はガスボンベ付きのバーナーを持って行きました。
あの、雑草焼いたり、お料理に焦げ目をつけたりするアレです。
ちょっとかさばりますが、バーナーだと一発で着火して、
ストレスゼロです。
墓とバーナーって「ちょっとねー」って思いますが、
かなりオススメです。
2011年
11月
21日
月
飽きたもん勝ち
ソファーでヨータが「裂けるチーズ」を食べていました。
あれ、ちみちみ細ーく裂いて食べると美味しいですね。
ところが、あんまり細くちみちみちみちみちみちみ食べていると、
最後の方はもうあんまり美味しく感じられなくなってきて、
ダレてきて、太めに裂いて食べちゃったりします。
まことにもったいない事です。
???
いやいや、ちょっとまてよ。
ここにこそ、人の欲望をコントロールするメサッドがあると思うのです。
「あー!美味しいなあ!もっと食べたいなあ!」
子供は好きな物を美味しいからといってパクパク食べてしまって、
「もっと、もっと」と食べたがります。
確かに、美味しいと感じられる時に、
一度に食べてしまう満足感というものもあると思います。
ですが、僕はあえてここで提案したい。
「美味しい物はちみちみ食べて、最後に飽きたらこっちの勝ちだ」と。
だいたい人の欲望というのは、最後には必ず飽きが来るのです。
「あー、おいしかった」で終われば最高ですが、
そう上手くいかなそうな予感がする時もあるわけです。
そんな時、
「もっと食べたいなあ」という欲求不満を残すよりも、
「あーもう飽きるぐらいちみちみ食べてうんざりだよ」
という方が断然お得感が上な気がします。
分かって自分をごまかすわけです。
そんな人生の教えをヨータに伝えてみるのですが、
案の定、太めに裂いてパクパク食べています。
2011年
11月
08日
火
ヨータの世界
家族で図書館に出かけて、
それぞれが好きな本を借りてきました。
ヨータの借りた本を見ると・・・
クマ、メダカ、チョコレート。
いいな。
世界がクマ、メダカ、チョコレートだったらなあ。
クマ、メダカ、チョコレート。
2011年
11月
08日
火
がんばろうでいいのか?
親しい友人の家族が海外に行く事になりました。
電話で長々と話をしたあと、なんだか考え込んでしまって、
昨夜はほとんど眠れませんでした。
先日、福島の乳児の尿からセシウムが検出されたと聞きました。
日本中が発する「がんばろう東北」のエールが
福島の人たちを地元に押しとどめてしまっているような気がしてきて
何も言えなくなってしまいました。