初めての挫折

Y太が第一志望の公立校を落ちてしまいました。

自己採点ではかなり得点していた様なので、当日点重視の高校という事もあり、親子共余裕ぶっこいていたのですが・・・発表の画面を見て愕然。あれ?これ夢?と思いましたもん。

自己採点に願望が入って実際は相当間違っていたのか、はたまた内申点が足りなかったのか。

面談の時、学校の先生には昨年度の合格者の得点グラフを見せて頂いて、今の内申と学力だったらY太君なら十分狙えるでしょう。との太鼓判を頂いていたんですが・・・

 

今はだいぶ落ち込んで口も聞いてくれません。

まあ、仕方ないよね。

 

でもね。

この半年頑張っていたので僕も忘れていましたが、元々Y太は気分屋で、いい加減で、自主性の乏しい子でした。でもどういう訳か持ち前のラッキーで小さな障害をスルスルーっと切り抜けていた。

それをいつも僕は叱っていたのです。「Y太は今までラッキー続きで来てしまったから、いずれ手酷い目に会うぞ」とその頃は思っていたものです。

今回の志望校も、元々少しレベルが足りなかった所へ色々なラッキーが重なって、最後の努力で実力の輝きが付いたように見えていましたが、所詮薄いメッキだったのかもしれません。

親としても「いつものラッキーで最後まで行くかな?」と淡く思っちゃいましたし。

 

私立に行くとなると学費が怖いのですが、これもY太の人生経験と思ってぐっと我慢。

僕だって挫折して悔しくて「このやろー!」って奮起した事は何度もある。その後上手く行った事も、またダメだった事もあるけど、今じゃだいたい笑いのネタになっている事も多いな。

 

今は辛いだろうけど、辛い時ってそう長く続かないから。

だいたい過ぎ去ってしまって「あれ?」って思う様になる。

合格して今喜んでいる子だってね、長い目で見たらどこかで必ず挫折するんだから。先に経験できてラッキーなぐらいだよ。(これがY太のラッキーか?)

 

ま、とにかく進学おめでとうございます。