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毎日が日曜日

僕は毎日が日曜日だ。

仕事は図工の時間。

もちろん仕事では面倒な事もあるし、一般の既婚男性より家事育児を多くこなしているだろう。

 

でもやっぱり毎日が日曜日と言っていい。

サザエさんシンドロームにもならないし、月曜の朝は子供達が学校でいなくなるから大好きだ。

 

インディペンデントは守られる立場ではなく、人生のフロントラインの塹壕に一人で腰を据えることに他ならない。それはタフで甘えがきかない世界である。

余裕があり、格好の良い出来事は少ない。

金がなく眠れぬ夜を過ごした事もあるし、諦めて惨めな自分を呪った事もある。何事も見切り発車しないといけない現実にも直面する。いつも沈没寸前で、ほんのちょっと先の未来が見えないのだ。

 

でも、しかし。

既に普通のサラリーマンの老後2回分は自由を楽しんだとも思う。

 

本当は。

皆薄々感じてはいるだろうが、世界は毎日が日曜日のなのだ。

最近の僕はそれを証明するために生きている気すらする。