2025 · 2025/01/10 鈍感力 散歩して空に冬枯れた梢を見上げる時。 枝の先から孤独が世界に繋がっている様な。 ぎゅっと縮まった心の酸っぱさが、黄昏の青のグラデーションに滲んでいくような。 若い頃はそんな独特な感情が心に芽生えたのを覚えている。 若い頃は感性が鋭敏で苦しかった。 今はその残滓を感じるだけだ。 歳をとると感じる事が出来なくなる事も多いのであろう。 しかし、僕自身としては鈍感力が増して随分と楽になった気がする。 惜しい気もするが、これでよかったとも思う。 tagPlaceholderカテゴリ: 2025-1 コメントをお書きください コメント: 0
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