夜の時計

五郎丸は試合の時以外は時計を外さないとかで、風呂の時もはめていると。

何か彼なりのジンクスがありそうです。

 

で、いやあ、実は橋本もそうなんですよ。

僕の場合、古い時計が多いので風呂と皿洗いの時は外すけど、あとは寝る時もしていますねえ。

しかも、寝る時は文字盤と針に夜光が塗ってあるクォーツ時計に付け替える。

夜光が塗ってある時計は無粋なので普段はしないのですが、夜中に何度も目が覚める橋本にとっては便利なんです。「ああ、もうちょっと寝れるや。」とか、ま、そんな事ぐらいにしか役に立たへんけど。

そんで朝起きて機械式にチェンジしてっと。

バカバカしいけど、朝のスイッチが入るみたいで結構好きです。

 

ちなみに、高級機械式時計には基本夜光は塗ってありません。実用っぽさが無粋だし、夜光は経年劣化するので、機械式のレーゾンデートルである永遠性の対極に存在するからだと思われます。ただ、ドイツ人だけは高級時計にも夜光が塗ってあるのを好むらしく、やっぱドイツ人って実利主義だと呆れます。