貯金箱コンクール

夏休みの自由研究にヨータは貯金箱を作っていきました。

僕らの時代は貯金箱はマストの宿題でしたが、

今は習字や作文など、数ある中から選択できるようになっています。

(所沢市だけかな?)

 

かつて、ぼくの妹はこのコンクールで郵政大臣賞だかを受賞して、

作品が下敷きに印刷された事もありました。

橋本家では毎年かなーり気合いを入れて取り組んでいたものです。

 

さて、ヨータが考えたのはカメレオン貯金箱。

舌がビヨーンと滑り台状に伸びていて、

小銭を滑らせて口に入れるというギミックの作品です。

学校に持って行ったらクラスで大評判だったらしい。

でも、結局舌のパーツとかは僕がベニヤ板をカットして

ベースを作ってあげたけど。

どうしたって難しいもんね。

 

小学校の工作や絵画のアートディレクションをさせてくれたら、

必ず受賞させる自信はあるのですが、

まあ、そういう事は無粋ですので「指導」的なスタンスで

自主性に任せるべきでしょう。

ただ、「こんなものが作りたい!」という

想像を形にしてあげる事は大事だと思います。

最低限の土台や道具を与えてあげて、

仕上げは自分でやればいいと思います。

僕は大人が手を貸した事を誤摩化すのも上手いので、

工作アートディレクターの商売をモグリで始めたら儲かるかも・・・

なんて、イケマセンね。