かばんねこ

 

「ゆーやんの『かばんねこ』

学校の図書館の人気コーナーに置いてあったよ。」

 

ヨータが教えてくれました。

 

「かばんねこ」は、ヨータが京都で生まれた年、

仕事が無くてどうしようもなくて、

本気でイラストレーターを諦めた時に依頼を受けた仕事でした。

駄目押しにその時働き始めた会社もクビになった。

ところが、昼間働いていたら制作がどうしても間に合わなくて、

クビになったから結果的に〆切に間に合った。

 

京都の狭いアパートで、必至になって作った絵本を

巡り巡ってヨータがたまたま学校で見つけてくれた事が何より嬉しい。

僕にとって、もうそれで十分だって思う。

何かが成仏したような、そんな気さえするよ。

ありがとうよ「かばんねこ」

 

 

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コメント: 2
  • #1

    ヨータ君の友達の母 (月曜日, 15 7月 2013 22:56)

    うちの娘が同じく図書館で見つけてまいりました!
    「これ、ヨータくんのパパが描いた絵本だよ」と言って、
    借りてきましたよ。
    そして、その本の最終ページに、その本を寄贈したであろう子の
    名前とか誕生日とか手形が記入してあったのです。
    私は、その子は、同じ小学校に通う子のお父さんが、
    この本の作者だなんて、ましてや、
    こんな近くに住んでいるだなんて思ってもないだろうなぁ。
    なんて、感じ入っておりました。
    誕生日から察するに、もう、小学校も卒業している年齢だったのですけどね。

  • #2

    yutaka-hashimoto (火曜日, 16 7月 2013 13:33)

    ヨータ君の友達の母様
    夜中に頑張って描いていたあの頃を思い出します。
    ヨータはまだハイハイしていて・・・
    ご縁を大切にしたいと思います。
    ありがとうございました。