クラシックギターのペグボタン割れ

次々問題が出てくる1000円で買ってきたジャンクギターですが、とうとう3弦のペグボタンが割れて調弦できなくなってしまいました。

新しいペグを買って交換すればそれまでなのですが、家の中にあるもので何とかするのが修理家としての矜持。

まずはプラリペアで欠損部を補填したのですが、プラリペアの樹脂が柔らかいんでしょうかね。しばらく使っているとウニュっと再度割れました。その後は何度もプラリペアしたり接着剤を変えたりしたのですが、まるでダメ。

軸の径が細いため、回すと結構な力がかかるらしいので普通の樹脂じゃ無理そうです。やっぱ金属かなあ?素材の選定と加工が難儀だなあ。と思いつつ、道具箱を探ってみると、アコギ用のペグボタンを発見。

試しに軸を火でよーく炙って尻の方から圧入してみました。

ちょっとガタつくので瞬着を垂らして完成。今の所上手く使えています。

ペグボタンの樹脂はかなり硬く特殊な素材の様です。

そのうち6カ所全て交換してみようか。

 

またつまらぬものを直してしまった・・・