加水分解したウェストバッグに床用ワックスを塗ってみた

テントの補修に床用ワックスが効くらしいんですよ。

やってみたいけど、そこまで酷い状態じゃない。じゃあ、とりあえずブラックダイヤモンドのベタベタウエストバッグがあるから、それに家にある余った床用ワックスを塗って遊んでみる事にしました。

 

ワックスは物置の・・・ありました。

これ10年ぐらい前のだな・・・リンレイ・オール。

塗る前にリンレイで調べてみたけど、高耐久ワックスも安いワックスも、基本成分は同じアクリル樹脂なので、多分大丈夫。ということで結構ベタベタのバッグを裏返して筆でペタペタ塗ってみました。

1回目。うーん。心なしかサラサラしてきた様な。

2回目。しっかり乾燥させると、おお!サラサラだ!

アクリル樹脂でコーティグされたのか、十分使えるレベルまで復活しました。

 

でも、どんだけ耐久性があるかが問題。

昔アクリル絵の具を使ってクラシックカメラの蛇腹を作った事があるけど、アクリル樹脂って時間が経つとパリパリになっちゃうんですよ。床用ワックスなので絵の具よりはいいでしょうけど、最終的に白い粉になってまたベタベタしてきちゃいそう。

ここら辺、もっと高耐久ワックスだったらマシかもしれません。

 

以前、防水加工がされていないタープに塗るのは何がいいかと、床用ワックスとロウソクを試してみたことがあります。防水性は完全にロウに軍配が上がり、でかいタープにロウソクを塗り込んでアイロンで染み込ませました。これは3年たっても水漏れ無し。

でも、加水分解には床用ワックスがいいんだな。

もう少し実験して、テントに応用できるかどうか検証してみます。