瞑想の何たるかは全く分からない橋本ですが、最近自然の中を歩いていると、「ひょとしてこれ瞑想状態じゃね?」という瞬間がフワフワッとあります。
以前「今ここに意識を集中する練習」という禅系の本の挿画を担当した事があるのですが、この本の中で一番印象に残っているのが、「目の前のものを何かに例えるな」という章でした。
これ、オタク気質なクリエイターが陥る罠でして、自分的には目から鱗の教えでした。
いつも見ている狭山湖の美しい夕日。まるでハワイで見た夕焼けのようだ・・・だと、現在目の前にある夕日が過去の投影でしかなくなってしまうわけです。本当はその夕日は「今ここにしかない」ものであり、決して何かに例える事なく、ただそれを感じる。それこそが今を生きている証なのではないだろうか?という事なんですね。
で、森の中であったり、神社であったり、湖であったり、最近は歩いていると、どうやら各所でそれができているらしいんですよ。
歩く一定のリズム。鳥の跳躍。網の目の枝。微かな葉擦れの音。光。空気の清浄さ。自然と人々の営みのコントラスト。美しいと感じる。不思議だと感じる。自分と世界。ただそれのみ。そうなってくると、瞬間フワッとどこかに入り込む点があるんですね。
これが瞑想かなあ?と。
瞑想ウォーク。やってみる?
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