『革ジャン洗ってみよう!』その2

さてさて、みなさまの地域では台風いかがでしたか?

今回の台風は雨がすごかったですね。うちの近くでも避難勧告が出されたりして、衆議院選挙も重なって何だか色々気になってよく眠れませんでした。

 

ということで、革ジャンを洗ったその後です。

数時間漬け込むと染料が溶け出してビビりますが、あまり気にしないことです。いや、もっと色が出るジャンもあるんスから。

 

引き上げてから脱水にかけます。だいたい2分ぐらいでしょうか。

あんまり長くやると変に型崩れしそうなので、軽めにしておきましょうね。

 

その後形を整えつつ平干しします。

 

物によっていきなりハンガーでもいいのかもしれませんが、柔らかい革だと自重で袖が伸びたりしちゃうんです。ほら、貴方もセーターでやっちゃった事あるでしょ?

 

革は乾いていく段階で縮みます。また、厳密には均一な厚みではないので、場所によって収縮率が異なり、ステッチ部分や折り返し部分でも皺ができたり突っ張ったりします。でも、これがレザーウェアの味に繋がるわけです。逆に言うと、キレイ目でエイジングが似合わない女性のレザーウェア、ドレスシューズなどは洗わない方がいいと思います。(いつも思うけど、女性のレザー製品はエイジングさせないのが良しとされている傾向があって、本当に気を使いますよね。いっその事、合皮製品を毎シーズン買うのが賢いと思う。)

 

そして大事なのは、乾かす段階でほったらかしにしないで、ちょくちょく形を整えてやる事です。中に新聞紙入れたりするのもいいね。

これで8割方乾いたら、大きめのハンガーにかけて完全に乾かします。

 

また、オイルを入れるタイミングですが、人によって半乾きがいいとか言いますが、僕は乾いてからの方が好みです。場合によってはゴワゴワ感がいい感じだったりして、オイルを塗らない事もありますから。

 

現在乾燥途中なので、仕上がったらまたアップします!