題名知ってるけど読んだ事ないシリーズ

ちょっと読書に疲れてきましたが、えっちらおっちら継続しております。

「題名知ってるけど読んだ事ないシリーズ」

 

あれから・・・

井上靖・「しろばんば」「夏草冬濤」「我が母の記」「敦煌」と読み進めております。

現在は島崎藤村・「破戒」

島崎藤村はちょっと不思議な文体で、突然体言止めが入ってきたり、〜〜で。とかいった風。また「破戒」は思いっきり古典でテーマが重金属級にも関わらず、軽快な所もあってなかなか読ませる。なぜか僕の好きなスタインベックを感じます。

 

ヤスシの「しろばんば」は、これは本当に素晴らしい。今すぐ湯ヶ島に行きたくなったぐらい。ぜひご一読ください。その続編「夏草冬濤」は数段下がる。「我が母の記」は随筆ですがグズグズ同じことの繰り返し。「敦煌」は周到な調査には感服しますが、娯楽要素が強いファンタジー小説みたいなもん。でした。