狭山丘陵

生憎の雨でしたが、さいたま緑の森博物館のボランティア養成講座を受けてきました。

考古学者の勅使河原彰先生の講義で、狭山丘陵の自然保護活動の経緯と、ご専門である縄文時代から続く里山の歴史についてのお話を伺いました。

 

縄文時代と里山というのが最初は意外な組み合わせに思いましたが、なるほど、人が定住生活を始めると、森に手を入れてその恩恵を受け始める事になり、人の手が入った森の環境が形成されるという事なんですね。つまり里山の発祥は縄文時代にあると。

 

自分が住んでいる狭山丘陵については、今まで数多くの点の情報しかなかったのですが、日本史の系統に点を当てはめてみると、実に新鮮な驚きがありました。

数年前、庭に芝を植えるとき、土を掘り返していて土器を発見した事があるのですが、僕の住んでいる土地にも縄文からの人々の生活の歴史があるのかと思うと、自分の人生がとてもちっぽけなものに思えてきます。狭山丘陵の膨大な人々の生活が過ぎ去り、そして今も過ぎ去りつつある歴史のただ一瞬にすぎない自分の時。

 

 

「保全」目線の歴史は、「開発」目線の学校の歴史では学べない事ですね。

「緑がきれいだな〜」でお気楽に参加して、意外なアプローチで所沢を見直す事になりました。