PTA

丁度うちの地区でもゴチャゴチャと揉めていたタイミングで、ヤフーのニュースにもなっていました。「PTAは必要ない。」という永遠のテーマ。

 

確かに。うちの嫁が今年度PTAの下部組織役員だったので、色々話を聞いたり、僕も代打で参加したこともあり、この組織の必要性に疑問は持っていました。

でもね、自治会の新年会とか行ってみなさいよ。アータ。

だいたい学校と自治会とPTAと子供会なんて、ゆる〜く繋がっているんですよ。だからね、勝手な事を言い始めると、ぜーんぶ筒抜になっていて、結局自分も子供も地域でやりにくくなっちゃうんです。

これは、ずーっとずーっと昔から続いている、隣組みたいな組織系統をそのまま編入したからだと思われます。

ま、言わば、日本独自の「恥の文化」が生んだ村八分を前提とした負の組織でしょう。囚人が囚人を監視し、密告し合うことで成り立つのに似ています。囚人監視が楽になるのと同様、こうすると役所は楽できるんですよ。故に僕はこれらの組織構成をアウシュビッツ方式と呼んでいます(笑)

ただね、地域で生活していくには、周りと上手いことやっていかないといけない事だってあるのも事実です。自分一人で生きているわけじゃないですから。子供達も、見えない色々な人に助けられていると思います。だから、納得できないからって一人だけ抜けるってのも何か違う気がするんですよね。

 

そして正直なところ、PTAは一体どんな組織系統で、何に役立っているのか。

僕はそこが知りたい。

実際そこからがスタートだと思うんです。そして、面倒だから「いらない」と飛躍するのではなくて、じゃあ、どうしたらいいのか?代替え組織が必要なのか?内部改革が必要なのか?それとも無くしちゃうのがいいのか?その議論が大事なんじゃないんですかね。

ただ、それを始めるには、巨大なエネルギーが必要だと思います。

それはやりたくねえ。

で、一年我慢する方を選ぶ。

と、

何も変わらないか、今は、やっぱ。