金曜日の夜に家族揃って「となりのトトロ」をテレビで観ました。
いやあ、やっぱいいですね。
え?何がって?
そりゃ、サツキとメイのお母さんに決まってるでしょ!?
あの声とサナトリウム女子ってだけで、もう僕だって絶対求婚してますよ!
でもね、やっぱりお母さん死んじゃうんだろうな。って思うんです。
最後、スタッフロールにお母さんが帰ってくる挿絵が描かれているんですが、一時帰宅の後に、やっぱり体調を崩してしまうんだろうなあ。と。
あの映画は、終始物悲しい雰囲気の中でファンタジーが描かれています。
サツキとメイは既に死んでいた。というお決まりの都市伝説ではなくて、最後にはやっぱりお母さんは帰ってこないという既視感。それを、もう二度と戻らない牧歌的日本の原風景に重ね合わせているために、決して手の届かない彼岸にある「母」と「日本」と「家族」と「おばけたち」というファンタジーを完全に箱の中に閉じ込める事に成功していると思うのです。
今日も飽きずにカンボがDVDで「となりのトトロ」観ていましたけど、
なんか寂しくてね。やっぱ歳かね。
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