革ジャンに塗ったアクリル絵の具+木工ボンドですが、やっぱり強度が足りなくて、しばらくすると、日焼け後の彼女の背中みたいに剥がれてきました・・・何か汚らしいのでセロテープでペタペタやって全部剥がす。まあ、この程度の接着力だったのね。
こんな事しているうちに、革がもっと傷んでしまって、さて、どうしましょう?
うーん。
強力な接着力と柔軟性と、あんまり違和感がない色と質感じゃないとなあ。
革専用の補修絵の具もあるけど、たぶん強度がないだろうな。ありゃやめといた方がいい。
そんな時に思い出したのがセメダインのスーパーXです。
以前何かに使ったのですが、G17とかの接着剤と違って、なんだかネットリして固まるまで時間がかかって、「もうええわ!」ってなった接着剤。その後使い切れずに放置されたのが、捨てる時によく見たら、蓋からはみ出た接着剤がちゃんとゴムのように強力に固着しています。ははあ、こりゃあセッカチな人には向かない接着剤って事ね。
スーパーXは各方面で絶賛なので、再び使ってみることにしました。今回は黒。
ヘッドルーペをひっ被って、余計な所に付かないように、表面が剥がれた箇所に楊枝で少しずつ、なるべく平らになるように塗っていきました。今回はこのまま24時間放置です。
この接着剤はやっぱり独特で、ネトネトしてるのが暫くするとゴムのように固まってきます。でも、触っちゃダメよで、(最初はやっちゃった)触ると手の方にくっついちゃって、塗ったものから剥がれそうになって接着力が低下します。
今回は表面補修でしたが、2つのものをくっつける時は、G17でもスーパーXでも、とにかく親の敵と思って長時間圧着するのが肝要です。クランプして一日放置すると本当に強固に接着します。G17は結構硬くなっちゃうけどね。
スーパーXは柔軟性があって革ジャン修理には良さそうですよ。
そういや、このG-1。
裏地にパイロットの名前がマジックで書いてあります(笑)
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