眞弓先生の教え

漫画家の荻野眞弓先生から伝授された奥義を、橋本は今も頑なに守り続けています。

 

長く出したセロテープを貼る時、静電気で紙が浮き上がってしまって、「あーん!もう!」ってなってしまいますね?

こういう時、服に一度貼ってから紙に貼るんです。そうすると上手く貼れる。眞弓先生はこれをスクリーントーンでやっていたと思うのですが、僕はデザイナー時代、束見本を作る時にメンディングテープに応用して実践していました。さっきも分割出力したラフを繋げる時に使ったぜ。

 

ただ、セーターとかだとテープに繊維が付いちゃうので汚いですよね。ADに「汚いからやめろ!」と怒られたこともありますが、悪いけどそんな事ぐらいじゃめげねえよ。ズボンでやりゃいいじゃん。それにテープを貼るのは紙の裏だし、先輩デザイナーは長く出したテープをテーブルの角でしごいたりしてる。これ、あんまり効果ないんだよね。だったら服に一度貼ってみろって。効果抜群だから。

 

僕がいたクラスは漫画家が豊作の年でした。

4人ぐらい漫画家になっているんじゃないかな?

眞弓先生は在学中から、みこすり半劇場にエロ4コマを描いていて、「医者から長く生きられないって言われたことがあるの・・・」なんて、細くて小さくて全然エロな雰囲気じゃなかったのに、今じゃ立派に三児の母になっていて、やっぱエロかったんだな。と今になって妙に納得しています。

 

眞弓先生、たまには会いたいですね!